Renovation Archives | 2007.10.22更新 |
リノベーションアーカイブ インデックス [掲載順](最新〜76|75〜51|50〜26|25〜01) [テーマ別](主体/NPO|オフィス|住宅|物語|アート/地域|建築保存|学校) |
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主体/NPO 選者=新堀学 |
リノベーションを、行為と主体というふたつの軸にわけて考えてみると、必ずしも「計画者(行為)+所有者(主体)」による作品の完成という図式にはあてはまらないケースを目にするだろう。むしろ主体は「利用者」の側に存在し、空間や性能の改変のためのアクション(行為)は、多くが「使用」プロセスの一環と見なすことができる。オーナー・オリエンテッドな空間から、ユーザー・オリエンテッドな空間へ。 |
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オフィス 編集部 選 |
中小規模のビルの空室が増加し、それらの有効活用法として住宅などへのコンバージョンが模索される一方で、シェアオフィスやSOHOオフィスなどの新しいワークスタイルが提案され、それらに見合ったオフィス空間がリノベーションによって実現されていった。それまでの均質なオフィス空間に対して、リノベーションオフィスにしかない空間性が着目され、企業イメージの創出を期待しての需要もある。 |
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住宅 選者=大家健史 |
日本では、住宅の改築・改修・改装などの工事を総称して、「リフォーム」という言葉が一般的に使われている。昔から住宅の再生行為は当たり前のように行なわれてきたが、その多くが陳腐化を防ぐための修繕や補修工事だったために、住宅の性能を新築の状態に近づける行為というイメージが強かった。一方、「リノベーション」という言葉が広く使われ始めた2000年前後から、そうした従来のイメージとは異なり、既存の空間や物を活用して新築では実現できない新しい空間をつくりだそうという動きが見られるようになった。 |
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物語 選者=福田啓作 |
ひとが建物をたてるとき、そこには動機や意図、夢があるだろう。やがて建物がたち、その用途と使用者が明確なとき、わたしたちは、その建物の存在理由を問うことはない。 |
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アート/地域 選者=渡辺ゆうか |
1990年代後半から「アート」と「地域ストック」を活用した再生事業が各国で盛んに見られるようになり、日本でも95年以降、ARCUSの発足、越後妻有大地の芸術祭の第1回開催、直島家プロジェクト第1号「角家」の完成、取手のTAP事業などが各地で起こり、その成果は記憶に新しい。また、90年以降、通信技術の進歩によるコミュニケーションの変化、急速に進む地域の均一化、といった社会背景を受けて、美術において、コミュニケーションや制作プロセスを重視したワークショップ形式の作品が見られるようになる。 |
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建築保存 選者=三井嶺 |
建造物の保存は、1──調査・評価、2──活用計画、3──保存・修復の三つのフェーズに大きく分けることができるだろう。 |
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学校/教育施設 選者=欠端朋子 |
学校および教育施設のリノベーションは、ソフトウエアとハードウエアの各側面において、特有の性質をともなう。ソフト面においては、学校は地域の共有物としての認識が高く、コミュニティ形成や地域再生の拠点として再生されうる潜在的な公益性を秘めている。また、ハードウエアとしての特性は空間的多様性であり、並列する教室群や専門的設備を持つ特別教室、体育館やグラウンドの大空間などさまざまな性格の空間を備えている。このような空間的許容値の高さによって多様なプログラムの誘致が可能となり、社会教育施設や体験交流施設への転用や、創業支援施設などの地域経済活性の核としてコンバージョンされる例も見られる。 |
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