オランダの建築家、ニコラス・ジョン・ハブラーケン(1928- )が1962年に出版した『サポート──マスハウジングに代わるもの』で提唱した概念。都市の居住環境を構成する要素として、「ティッシュ/サポート/インフィル」という3つの階層構造を提案した。「サポート」とは、例えば集合住宅建設を居住者に共通の構造等、コミュニティの領域に属するものとして扱う概念だが、現在は構造躯体という意味で用いられることが多い。