旧国鉄用地の再開発などにともない、東京都心における大規模オフィスビルの竣工が2003年に集中したことから、賃貸ビル市場が大幅な供給過剰に陥り、空室率の増加や賃貸料の低下といった混乱を引き起こすとされた問題。大規模ビル間の競争はもちろんのこと、中小規模ビルの競争力の低下も大きな問題となった。